人気の「愚痴聞き屋」と「占い師」の境目は何?
テレビで紹介され大きな反響を呼んだ、見ず知らずの人の愚痴を聞く通称「愚痴聞き屋」。
「普段ママ友や夫の愚痴を聞いてるのが仕事になる。」と主婦を中心にテレビ局に問い合わせが殺到したそうである。
「愚痴聞き屋」になるには通常次のような過程を踏む。
まず会社に登録⇒愚痴聞き屋にふさわしい人物かどうかのテストを受ける⇒合格すれば翌週からスタート⇒その間にNGワードなどの「聞き方研修」を受ける⇒デビュー。
時給は大体900円~1000円。
占い師との根本的な違い
占い師は相談者の話を親身になって聞くという点では愚痴聞きとよく似ているが、占い師は最後に必ず答えを出さなければならない。
占い師の苦しさはそこにある。
逆に愚痴聞きは自分の意見を相談者に言ってはいけない。
絶対に否定せず、ただひたすら聞く。
「私も同じ目にあったことがあります」と返すことさえNG。
「親身になって聞いているか?相談者は一発で見抜く」
愚痴聞きは「適当に相槌を打っていれば終わる」と甘く考えている人が多いが
それを相談者は一発で見抜く。
それがクレームにつながり、最悪の場合はその日限りで契約解除となるケースもあります。
真剣に聞いていたとしても「テレビ点けっぱなし」「何か食べている」「小さい子供の声(赤ちゃんの泣き声)が頻繁に聞こえる」等もクレームの対象になる。
また人気求人に漬け込む悪徳サイトも多数あり注意が必要!
話し相手と称して風俗まがいの電話のやり取りをさせるサイトも多数あるので気を付けた方が良い。